損しない家作り6つの知恵第6の知恵 |
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第六章 構造についての特徴 1、 在来軸組工法 昔から日本に継承されている工法で、現在住宅着工件数の60%がこの工法を採用されています。長所は木材使用量を少なく出来る特徴があります。また間取りや開口部を自由に取り付け出来る。建てた後の増改築が楽です。強いて欠点を言うなら若干地震に対して弱いとの報告があります。しかし阪神淡路大震災で倒壊した住宅は、良く調べてみると昔の建物が殆どで金具を使用しない屋根が重い、しかも兵庫県という直射日光の厳しい気候の中で育まれた、構造で体力壁が極端に少なく、開口部が非常に大きい構造で、しかも屋根には焼き瓦を使用し更に下部には土壁を塗った施工で屋根部が重く地震により柱が折れた事や、土台との付け根が曲げモーメントに耐えない構造であった為に、あのような被害が起こりました。 この中で、公庫基準の金具使用した軸組み工法は殆ど倒れていないと言われていますので決して軸組み工法が地震に弱いとの事はありません。むしろ木材の節約になります。 2、 軸組み&パネル併用工法(FP工法)スーパーウオール工法 軸組み工法に硬質ウレタンを注入した剛性の高いパネルを軸組みにはめ込んだ工法で、非常に耐震性があります。阪神淡路大震災では、震源地に建っていた、FP工法の家は窓コーナーに僅かひびが入っただけで被害がその他には無かったそうです。実際に私はその家の状況を写真で拝見していいます。FP工法は柱とパネルの間にウレタンテープを巻いて柔軟性ある、又パネルの剛性が高いので、最近の高層ビルと同じ考え方をした柔軟構造となっています。私くしはスーパーウオール工法のデーターがないので解りませんが恐らく同じと思います。 3、 FPツーバイフォー工法 FPツーバイフォー工法は軸組みでの欠点をカバーする為に開発された物で、軸組みはどうしても木材の持っている特性が隙間やひび割れを起こしクレームの基になっています、そこでパネルの中に2*4の薄板を重ねて軸として挟みこんで強制的にねじれや乾燥により曲げが発生するのを抑える方法で、作られた物です。従って完成時の精度、品質が高いので当社でも使用しています。しかもパネルの中には硬質ウレタンを使用していますので板とウレタンが強力に接着しているので(ウレタンのイソシアネートが接着材となります)パネルの剛性も高く従来のグラスウール断熱の大手ツーバイフォーメーカーより遥かに強度があり、しかも断熱性が同厚なら二倍あり省エネ効果が抜群にある。気密性も高いので換気システムも当然装備しています。欠点は増改築が難しい、特に開口部はコーナーに設ける事は極力避けるように言われています。パネルだけでコーナーを支えるに特別に補強しないと出来ないとの事です。 4、 ツーバイフォー工法 構造はFPツーバイと同じですがただ一つ違うのは断熱材がグラスウールとなっています。この違いだけと思います。ちなみに硬質ウレタンは筋交いと比較して単体で2.5倍ありますのでこの違いはグラスウールでは絶対出来ません。 5、 プレハブ工法 各社いろいろと特徴があって一概にどれが良いとは言われません。ただ1つ特徴を挙げるならば工場でモジュール化した部材を工場での加工度を高めて生産コストを下げる工法で、作る側の都合で作られユーザーには反映されません。パネルにはよくパーチクルボードを使用しています。このボードは湿気に弱く、よく湿気を含んで膨らんでいる例が時々見られますとの情報があります。私は確認していませんので断言できません。いずれプロダクトアウト(作る側の利便性で考えた住宅はユーザー無視の傾向が強く勧められない)の思想はこれからの住宅作りには時代遅れです。 マーケットイン(ユーザーの考え方を最大限に取り入れた物作り)と言う考え方が大切です。従って私の考え方からは残念ながらお勧めできない。 6、 金具工法 在来の構造は仕口をプレカットして加工します、そして木の組み合わせで組み立てます。金具工法は仕口加工を無くし、木材の短部をスリット加工しこれに金具をはめ込んでボルトで締め付ける工法で非常に単純な加工です。欠点は接続部分が弱いので出来るだけパネルと組み合わせることです。勿論単独でも良い。いずれ加工コストが低減できるので大手ハウスメーカーや中堅工務店は最近利用されてきました。 7、 重量鉄骨工法 構造体を重量鋼で作られ丈夫であると述べています。又木材の使用量が減るので二酸化炭素の削減になると述べていますが、実際は鋼材を作る時に大量に二酸化炭素を発生させている事実を隠しています。 木材の使用量を減らすと言っていますが、実際はニーズ諸国では我々が使用している木材の10倍を生活の中で燃料として使用している事実を理解すべきです。日本の木材の使用量は二酸化炭素を減らす事にはなりません。 ある学者は木材を使用しないことが二酸化炭素を減らすと述べている方々に、若し木材の使用量を減らせば森林は木材で溢れるでしょうかと問いたい、多すぎると成長できなくなり腐って倒れてしまい、その木材から大量の二酸化炭素、メタンが発生し温暖化は起こるでしょうと述べていました。 我々は何が正しいか、正確な情報で行動をすべきです。鉄骨は木材の1000倍熱を伝えますので、断熱には十分注意が必要です。 人間にはあくまでも有機質材で作られた住宅に住むのがベターです。 8、 軽量鉄骨工法 厚さ2.3mmの軽量鉄骨材を用いた構造で軽量なので施工は楽です。しかし強度は残念ながら阪神淡路大震災では某ハウスメーカーの建物が倒壊した事実を考えると決して安心できる物でない事が解ります。(木材販売会社の部長が実際倒壊した建物を見ている、これは私が取引している方です。建て主には無償で建てる事で示談したそうです。)又、火災が発生した時は高熱で強度が落ちて曲がってしまいます。約800度で真っ赤になり通常の郷土の10分の1程度になり簡単に破壊してしまいます。その他に壁の断熱材はグラスウールが厚さ60mmぐらいで入っていますが、今日、高気密高断熱住宅が普及している中では断熱性に問題が多いと思います。その他に外壁と鉄骨がメタルタッチしている為に鉄骨が冷えて結露現象を起こしている。従って外壁と鉄骨は浮かして取り付けるようにすれば寒冷地向きになると思いますが暖かい中央からのハウスメーカーは本州と同じ考え方で作られていますので私は進められません。 北海道仕様は別なようですが、東北は北海道と同じように考えるべきです。 |
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